おさがり
RADWINPSの歌で
「おさがりのキスでも使い古しの愛してるも大事にするよと笑った顔」という歌詞がとてつもなく好きです。切なくて。
歌の中で女の子はこう言いながら泣いているという描写(おそらく)なのですが…
恋人に、前好きな人がいたとか忘れられない人がいるとか、そんなこと、聞かなきゃわからないし、知ってたとしても今は今だし、関係ないんだけど。
その彼の仕草一つひとつに、想い人への記憶が宿ってる気がしてしまうのは、なぜなんでしょう。
わたしと目があっていて、わたしに触れていてくれるのに、頭の中では、ほんとうは、どうなんだろう…
彼の記憶に潜り込めたら、思考が視覚化されたら、そんな不安はなくなるのに。
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ハンドルネームを好きな人の名前をもじってみたり、パスワードに好きな人との思い出を入れ込んでみたり。
子どもの頃はそんな、現実より幻想が膨らんだ恋をしていたなぁって、今では顔から発火するほど恥ずかしい恋の仕方を平気でしてました。
今はもう、幻想が広がりかけたところで現実が押し寄せる恋ばかり。
つまんない人間になりました。
大人になるってこういうこと?
あ、グリムスパンキーの「大人になったら」っていう歌も良いですよ。
あなたが大人になって、揉みくちゃにされた後に、聴いてみてください。