日常を物語にする
お洋服には、わたしは今社会的にこういう立場なんですよ、という表明みたいな側面とか、毎シーズンごとの（世相を反映した）トレンドとか（ここ数年はGUCCIがアツいよね）、遡れば女性の社会進出云々とか、90年代で言えば…（私は原宿の橋文化に憧れがあった）とか00年代で言えば（裏原宿の若者文化に憧れがあった）……とか、大森伃佑子が〜とか益若つばさが〜とか切り口はいろいろあると思うのですが、わたしは単純に衣装としてのお洋服が好きというか、つまりフィクションの世界のかけらを作る趣味というか
日常に物語を持ち込むのがお洋服なんだよな〜と感じていて 社会人になり、なかなかまとまった大きな作品を作れなくなって、かわいいお洋服を買う事、コーディネートすることに自分の制作欲求を発散しているような感じがあり
かわいいお洋服があれば、脚本がなくても、物語的な何かは作れるのでは、みたいな そういう風に感じます
ということで最近好きなお洋服のご紹介です
ここ1〜2年めちゃハマってるメリージェニーのお洋服
死ぬほど少女趣味でゆるふわでかわいく、パルコのキャンディストリッパーとかエチュードハウスがあるフロアにあり、つまり10代〜20代前半向けのブランドなので、安い！素晴らしい。わたしが18歳の時に出会いたかったな〜と思う。いまの18歳はこんなにかわいい服が安く買えていいな〜 28歳もメリージェニーで服買いたいと思います
最近気になってるスレトシス
タイの姉妹によるブランド。スレトシスはsisters（姉妹）の逆さ読み。死ぬほどロマンチックで夢のようにかわいい。まにまにの衣装を探している時に出会ったので、いつかまにまにの衣装にしたい
いまロマンチックなお洋服がきてる！と思うのは、単純に自分がオリーブや装苑（つまり大森伃佑子…）の文脈で育ってることもあると思うけど、10年代前半を席巻したノームコアからの揺り戻しもあるよね
かわいいお洋服百万着欲しい〜
つぎはたかやさんで、テーマは「映像」です！
